鳥居言人(1900-1976)
5代目 鳥居清忠・明治33年-昭和51年〈1900年-1976年〉は大正時代から昭和時代の浮世絵師、日本画家、舞台美術家。鳥居派八代目当主。
東京の日本橋地区で生まれた斎藤明、後の言人(鳥居八世)1900-1976は、歌舞伎俳優の肖像画と美人画を専門とする新版画家でした。
1914年に大和絵画家の小堀鞆音に絵画技法を学び、4年後には鏑木清方で美人画をの技術を取得しました。
鳥居家の一員として歌舞伎のポスターやプログラム、看板デザイナー、エンターテインメント・イラスト、
のためにさまざまな木版画やイラストを制作しました。1925年インテン展で美人画を出展し、1927年から1935年にかけて木版画の制作で、言人の成功はますます深まりました。
トレド博覧会(1930年と1936年)で紹介され、国際的なスポットライトを浴びました。
1920年代は酒井川口によって出版され、その後の10年間には版元・池田(前田謙太郎彫、前島摺)によって出版されました。
当時の大手版元・渡辺正三郎(渡邊木版画)とは直接仕事をしなかった数少ない新版画アーティストの一人でもありました。
制作数は僅か23点程という少ない制作数でありながら、独自の技法で美しい日本伝統デザイン・美人画は今日でも高く評価され続けている木版画家です。代表作には「朝寝髪」「髪梳き」などの傑作があります。
【制作年代】昭和4年(1929)作 初摺り木版画
【版元】酒井川口 裏面に限定ラベル・鳥居言人直筆サイン
【サイズ】45.5x30cm 誤差が出る場合は御了承下さい
【状態】優良品
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◇取扱い作品◇ 新版画(川瀬巴水・吉田博・高橋松亭・土屋光逸・笠松紫浪・Charles Bartlet・その他)
◇鷹島見聞録では1998年より川瀬巴水、新版画の木版画作品の特に希少とされる大正初期作品から
『絶版』になった作品までを取り扱っています。川瀬巴水・高橋松亭・吉田博・土屋光逸・笠松紫浪、
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